臨場感ある映像を体験 トヨタ紡織が実証実験
トヨタ紡織は31日から、愛・地球博記念公園(長久手市)で走行中の車内で臨場感ある映像やゲームを楽しめるサービスの実証実験を始める。2月5日まで。今後の事業化に向けて、潜在的なニースなどを確認する。
公園内の各スポットに合わせて映像を流す。例えば園内の愛・地球博記念館近くでは、2005年の「愛・地球博」の様子を映像で紹介する。また、実際の自然風景に重ねるようにかつての大蛇の伝説を体験できるようにする。映像は、出資先で新興企業のABAL(本社東京都)と共同で制作。車両はトヨタ自動車の電気自動車(EV)「イーパレット」を活用している。
公園の来場者らの利用を見込む。サービスの所要時間は約20分。期間中は午前9時20分から午後4時20分まで運行している。料金は高校生以上が800円、中学生以下が200円、未就学児が無料。
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